Big Fat Catシリーズ 3冊目

Big Fat Cat AND THE GHOST AVENUE (BFC BOOKS)

2作目までの本に比べて本文中の日本語ルビが少なくなってきました。でも意外と読めます。例によって後半は解説なのですが、今まで１文単位で解説されていたのが、この本はフレームというか、文章ではなく段落や大きなまとまりで着眼しています。

・大事な「動力源」となる文を読んでいけば「とばす」という作業をしてもストーリーのテンポや作者の意図していることを失わずに読める。
・最初に読むときはなるべく辞書を引かずにその「間＝時間の進行」を楽しむ。
・万一本を読み終えることができなければ、今の自分の難易度にあっていないor夢中になれない本だった。

と記載されているのが印象的でした。
英語多読の３原則↓を思い出しますね。

辞書は引かない　（引かなくてもわかる本を読む）
分からないところは飛ばして前へ進む　（わかっているところをつなげて読む）
つまらなくなったら止める　（１　２　の原則で読めない本は読まない）