図書館で見つけて借りてきました。目標から遠回りしている人達を「気づかない人」、「自分がない人」、「頭が固い人」、「未熟な人」、「人のいい人」、「バカになれない人」の6分類に分けており、私はどれにあてはまる、というわけでもないですが、気をつけたほうがいいなと思ったことはありました。ただ私はこの著者のものの言い方がどうも好きになれません。下記を見ても分かるとおり、〜してしまう、〜できない、〜しない等の否定的、消極的な文体が多く見られるためです。

・報告が遅い
タイミングを逃してしまう、しかられるのが怖い、ありのままの自分を露見するのが怖い、中途半端な完璧主義
・いつも後悔している
過去ばかり見ている、先へ進もうとしない、悲劇の主人公気取り、人に慰めてもらうのが嬉しい
・説明が下手
何が言いたいのか分からない、話が飛ぶ、話しているうちに支離滅裂になる、主張に根拠がない
・自信を持てない
いい結果を想像できない、一度の失敗を引きずる、失敗するのが怖い、諦めがよすぎる

ただ本文中に黒澤明監督の「生きる」という映画に触れていたので観てみようかと思います。