「
仕事は楽しいかね?」と「
仕事は楽しいかね? 2」の総まとめといった感じの本です。上司と部下だけではなくそれ以上の関係をよりよいものにするにはどうしたらよいのか。なるほどなあ〜と思う点ばかりです。しかも仕事だけじゃなくてプライベートにも通用するだろうなあ。すべての巻に共通して、文体は口語が多く、例を沢山出しているのでサクサク読めます。
- きみと一緒にいると、もっと良い人間になりたいって思うんだ。
- 完璧以上に素晴らしい人材
- ある曲を「完璧に」演奏できたと感じる日もあります。でも、その次の日には「さらに素晴らしい」演奏ができるんです。
- 自分達が一緒に仕事した中で、最も成功している人たちは普通の人と比べてどこが優れているか?
- 良い会社には、ごく少数ながら、特別な人々がいる。
- でも完璧以上に素晴らしい人物がそばにいると、インスピレーションがどんどん湧いてくるものなんだ。
- 弟子は師を越えることでその恩に報いる。
- 理想の関係とは、お互いが相手の師であり、しかも弟子であるという関係なんだよ。
- その人と一緒にいるときの自分がいちばん好きだ。
- 私達が探すのは、仕事を特別にしてくれる人々だ。それが、完璧以上に素晴らしい社員であり、会社の宝なんだよ。
- この絵を観ていると、時を忘れてしまいます。まるで夢の中にいるみたい。
- 良い社員は自分の仕事を分かっている。
- ×この曲を演奏できるだろうか?→○どれだけ素晴らしく演奏できるだろうか。
- うつむいていた顔を上げて、かなたの地平線に目を向けさせてくれるんだ。どこまで素晴らしくできるんだろう、ってね。
- そんな気持ちが広がっていくと、やがては何か新しいことに挑戦するとか、新しいアイディアを彼に話したくなるとか、行動に繋がっていくんだ。
- 他にどんなことを試せるか?
- みんな彼のことが大好きだから、彼のためなら何でもするだろうって。
- もっと良くできないかなあ?
- 人と接するときは、”常に”相手の無限の価値を”忘れてはならない”んだ。
- 偉大な教師、偉大な親、偉大な精神療法士、そして偉大なコーチに共通しているのは、自分が関わる相手の能力を深く信頼していることだ。相手が価値ある存在である、と信じて接するのだ。
- どれだけ素晴らしくできるだろう?
- お金のためだけに働くんじゃなくて、自分の仕事を心から愛している人。
- 目指すべきは非常識な行動なんだ。
- 常により良い仕事をしようと試みる顧客に対しては、自分も最高の仕事をしてやりたいと思うものだ。
- 最高の仕事をするに値する相手とプロジェクトを選べ
- 相手の能力を伸ばす刺激を与えることが、相手に対する称賛になるんだ。
- 待っていたって”適当な時期”なんか決して訪れないし、”成功する”ために必要なものがすべてそろうなんてこともない。
- いつもいつも”準備万端整えてからスタートする”わけには行かない。ときには”先にスタートすれば、準備は後から整ってくる”事もあるんだ。
- 最高の上司は部下の能力と記述を伸ばすが、最高の部下は自分で自分の能力を伸ばし、さらには上司の能力まで伸ばすものなんだ。
- 偉大な社員はろくでもない上司に仕えるのではなく、部署や会社全体を変えようとするものだ。
- 最高の社員になるつもりなら、待っていないでとにかく実行する人間、周りのレベルを引き上げる人間になる覚悟がいる。
- 新しい挑戦は贈り物。難しい課題も贈り物です。
- あらゆる機会をとらえて、人とは違う存在になろうとすることがね。
- 何も分かっていない上司ほど、自分はいろんなことを知っていると勘違いしていることが分かったんだ。
- 無知は、知識よりずっと人に自信を与えるものである(何も知らないくせに自信過剰、つまり勘違い)
- 最高の人材ほど、答えよりも質問を多く持っている理由であり、頭脳のネットワークを持っている理由なんだ。
- 互いに相手を補完しようとしている。
- 一人で何もかも知っている必要はない。誰かが知っているかを分かっていればいい。
- 誰が知っているか分かっていれば、自分が知っているのと同じだ。
- 相談相手を選ぶということは決断の仕方を選ぶことだ。
- スターになりたければ、周囲に同調せずに、人とは違う働きをしなくてはならない。
- いつも意見が一致する人間が会社に2人いたとしたら、どちらかは不要である。
- 自分がわかっていないと知り、それを受け入れる力だ。
- 相手を変えようとするのではなく、相手に自分を変えてもらおうとすることで味方につけるんだ。
- 質問することが答えを導くんだ。
- 答えを用意しておく必要はない。ただ「もし…だったら」や「他にはないか?」という質問をたっぷりとするだけでいい。
- あなたは何を学んだか?
- 今のいいね。他には?
- まだまだ素晴らしいアイディアがあるはずだ。さあ、他にどんなことを試してみようか?
- 好奇心こそが無敵の強みなんだ。
- 試してみることに失敗はない。
- 顧客のために、どうすればもっと良く出来るだろう?と問いかけることで、状況を良くするチャンスがある。
- 誰かが「完璧だ」と言うやいなや、頭脳の働きはシャットダウンされてしまうんだ。
- 有能な人々は、助けを求められると喜ぶものだ。
- でも、自分はとても優秀なので、もう一度やり直せばさらに良いものができる、ということを知っているのです。
- 最初の解決策は人からの借り物。2つ目の解決策は常識の範囲内。三つ目の解決策が天才のアイディアだ。
- 他の案を出しても受け入れてもらえるとは限らないって、覚悟しておくんだよ。受け入れられなくても、構わないんだから。
- こうすれば、顧客のお役に立てると思いませんか?
- 最高の社員が人と違う考え方をするのは、人より多くのことを知っているから。彼らが人より多くのことを知っているのは、人より多くの質問をするからだ。
- 指示を出す代わりに問いかけることで、人々にちゃんと関わってもらえる。
- 相手が必要なときに、必要な方法で情報を伝える。
- 最高の便りは、良い便り。次に良いのが、悪い便り。飛びきり最悪なのは、便りがないこと。
- 人間の深みとは、どれだけ深く周りの人について学ぶか。
- 与えられた仕事以上のことをすることで、彼らは職場全体の意識を高め、周りの人々をも向上させるからなのです。
- 是非また一緒に働きたいと思える人を一人、思い浮かべてみてください。
- 偉大なリーダーの資質は、人に尊敬され、聡明で、思いやりがあって、偏見をもたず、決断力があり、そしてもちろん非常に有能。
- 良い上司になりたければ、良い顧客になれ。良い部下になりたければ良い上司になれ。良い納入業者になりたければ、良い友達になれ。
- 真実を恐れる心は学習を妨げる。
- 自分とは違うアイディアを持つ人々との出会いは、自分の知識を増やす一つの方法だ。(単なる情報を自分の知識に変える)
- 相手が必要としていることを、相手自身に気づかせるような、さらに良い問いかけを返してくれるのです。
- 相関関係:素晴らしい社員が人と違った考え方をするのは、彼らはより多くのことを学び、より頻繁にコミュニケーションをとっているから。そうした人々が会社をより良くするのは。彼らがより良い人間だから。彼らは単に優秀なだけではなく、周りにいる人々も向上させてしまう。彼らの喜びは私たちの喜び。それは私が知っている中で最高の、友情についての定義です。
- どこからでも、どんな人からでも新しいアイディアを見つけてくる人は。心の広い人です。実験を愛し、よく学ぶ人は。勇気のあるひとです。決して最後まで到達できないと分かっていても理解しようとする人は、思いやりのある人です。求められていないのに与える人は、寛大な人です。
- 完璧でありながら、彼らはさらに変化して、何度も何度も私たちを驚かせてくれる。彼らは完璧な以上に素晴らしい人たちです。
- 是非試してみてほしい。まずは何か”完璧な”ものを見つけ、それをより良くすることから始めるのだ。
- 自分の可能性を最大限に仕事に活かしていることを実感している。
- あなたが人生のすべての日を精一杯生きていけますように。
- どれだけ素晴らしくできるだろう?