図書館より マインドマップ読書術

この著者は片道2時間の通勤時間を使って1日1冊本を読んでその内容をサイト上とメールマガジンにてアウトプットしていらっしゃいます。 そこで本の内容をまとめるツールとしてマインドマップを使おう、という趣旨の本です。
実際に読んだことのある本がマインドマップにまとめられていて、「ああここ共感できてるなあ」と思えました。簡単ながらもマインドマップの記述法*1やPCで使用できるソフトも掲載されていました。
ちなみに私はFreeMindを使用中です。

著者のサイト→ http://webook.tv/

はじめに
本から得た知恵や知識を何らかの形でアウトプットする際に役立つ。
得たものや考えたものをできるだけ外に向けて情報発信してみる。

第1章
出すという目的があると入るものも違ってくる
(Y=aXの法則)養老孟司氏「バカの壁」に掲載されていたもの、aは係数。
メルマガで出すという目的があるから本の読み方も違ったものになる。この本は、何が一番のキーメッセージなのかを見つけ出そうという気持ちで読むので、それだけ集中もするし、何かを拾い上げようという気持ちが読み方も変えて行くのだ。

第2章
あとから見返すことを考えるとA4の紙に書いたり、出力したほうが読書ノートとして、まとめられるし見やすい。
PCが目の前にあって本を読みながらタイプできる状態なら、それでも構わない。
→ちなみに私は本に付箋を貼ってあとからそこをひたすらテキストに打ち込んでいきます。図書館で借りる本が多いためです。

最後に
本を読んだらその経験を自分の人生をよくしたりビジネススタイルをスマートにしたりするために、自分なりにまとめたものをつくっておこう。

  • 読んだものを読書マップにまとめておけば記憶に残りやすい
  • 読書マップにして外に出せば、知のネットワークが広がる
  • 出せば成る

*1:マインドマップの開発者はトニー・ブザン氏