その後のツレがうつになりまして

その後のツレがうつになりまして。

その後のツレがうつになりまして。

著者が前作の『[rakuten:book:11805094:title]』を書いた経緯が主に書かれています。
この病気をかかえた人のパートナーの視点で描かれており、前作を出版した際のパートナー自身(著者)が思ったことなどが含まれていて、なかなかこういう本はなかったです。
ツレの本を書く前の状態と後の状態のイラストが書かれているのですが、私自身が経験してきたことと重なって、「だれでもこういう状態に陥るのね」と思いました。前作に書かれている行動は『薬を勝手に服用するのを止める』こと以外はひと通り経験しています。今考えてみたら結構恐ろしいです。
「どうしてそんな言動・行動をとるの?」といわれても説明はできません。そういう風に勝手に思考してしまうのです。自分でそんな風に考えちゃダメだ、と思っても、いつの間にか色々ネガティブな行動に走っていることが多かったです。
この本を客観的に読めるということは少しずつ回復しているのだと、自分でも思えるようになっただけでも、良い方向に進んでいると信じています。