図書館より 鈍感力

鈍感力

鈍感力

物事に対して細かく捕らえるのではなく、もっと柔軟に、気にせずにいることはいいことだと思います。
ただ薬とアルコールに関して不適切な表現があったのはいかがなものかな。元医者としての経歴があるならば、誤解を招く表現は止めたほうがよいかと。
自己啓発というよりも『こういう鈍感さがいいんだ』という現象例(知人の話の寄せ集め)と著者なりの考えを示した本でした。でもその対処法がなく、こうしたらこうだったかも、と言う仮説ばかり。
感受性の高い人、細かいことが気になる人はあまり読まないほうが良いかもしれません。
私は感受性が高いけれど、だからといって鈍感力が足りないのはイコールではないからです。
そもそも鈍感な人に私は振り回されたことだし。鈍感な人は確かに病気にもなりにくいし、他の人よりも何事に対しても平気で生きていけるでしょう。
どうでもよいことに細かいこと言われるのも嫌です。人の話を聞かない、と言っているのではありません。
鈍感だということに気がつかないから、色々問題が起きるのでは?
タイトルにはインパクトがあるとは思いました。