脳を活かす勉強法

脳を活かす勉強法 奇跡の「強化学習」

脳を活かす勉強法 奇跡の「強化学習」

お借りしている本です。
全体を読んで思ったことは、今の時代、勉強する時間を長時間確保するのが難しいから、いかにして要領良く集中して勉強するか、といった観点で書かれていました。
忙しいからこそ勉強にすぐ集中できる環境作りを自分でしたいものですね。
著者が述べているのですが、私も両親に「勉強しなさい!」って強制されたことありません。だから自由に好奇心持って色々な職業に携われたのだろうと思います。

  • 「確かに忙しいけれど、いろいろなことを学べるチャンスだ」→発想の転換をして自発性を生み、プレッシャーを跳ね除けよう
  • 入口は何でもいい。とにかく自分が興味を持ったところから始めればいい-『鶴の恩返し』勉強法→作業スピードを上げる、圧倒的な分量をこなす、周囲の雑音など無視して夢中になる
  • 人の目をきにせず、なりふり構わずやる
  • 大切なのは、ルーティンやインフラなど、ありとあらゆる手を使って「瞬間的に集中する習慣」を身につけること。脳の中に回路が出来てしまえばしめたもの。あとは体が勝手に動いてくれる
  • 『細切れ時間活用法』
    • 思い立ったらすぐとりかかる。脳がその気になった瞬間こそ大きなチャンス
    • 1分、2分という時間でも集中してやる(電車の待ち時間、エレベーターの中など)英単語を一つ覚える、本を2,3行読む
  • 『全文暗記用単語カード』
    • 参考書の1文を書き写し、ポイントとなる用語を空欄にしておく
    • 裏側に空欄の答えだけを書いておく
  • 英文を覚えるとき、英文を見て、見ながら書き写すのではなく、一度見たらそこから目を離して写すのを何度も繰り返す
  • 本当に知識の深い人とのかかわりを大切にしつつ、重要な情報の取捨選択をしっかりと行う人が、これからの時代に輝いていく人だ
  • 自分は何につまづいているか、自分の脳の中でモニタリングすることが苦手なものを克服につながる
  • 自分の弱点を克服するために
    • 「自分はこれが苦手だ」と認める
    • なぜ苦手なのか分析する
    • 弱点を他の能力で補おうという考えを捨てる
    • 苦手なものを克服すると大きな快感になる
  • 自分の人生を変える出来事に遭遇する確立をあげること、それは優秀な人と出会える環境に身を置くこと
  • チャレンジングなものとセキュア(予想できる事)なもののバランスを考えながら、勉強を進める
  • 例)恋愛においてもっとも不安になるのは「相手が果たして自分のことを好きかどうか」。これに対して相手の気持ちを確かめようと、さまざまなチャレンジを試みる
  • 情緒が豊かな人は、より不確実なことに対応でき、逆にちょっと苦しいことがあるとパニックになったり、投げやりになるのは情緒が豊かでない
  • 不確実なことにどのような感情を持てるのかが人間にとって大事。
  • 感情こそがセキュアとチャレンジングなもののバランスの舵取りをしている
  • 自分にできるかどいうかわからない、そういう「難しさ」に挑戦して乗り越えたときに初めて、脳はかけがえのない喜びを感じるようにできている
  • 学習はどんなに学んでも必ず次がある。どこまで行っても終わりがない→オープンエンド
  • 学習とは知のオープンエンド性の楽しさを知ることだ