さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる
- 作者: エックハルト・トール,Eckhart Tolle,あさりみちこ,飯田史彦
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2002/06/01
- メディア: 単行本
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しかし、生きているといろいろあるわけで価値観を押し付けられたり、自分が良かれと思ったことが相手にとってははた迷惑だったりするわけです。
ここでいう「さとり」とは無の状態になって体の内側の声を聞くことを指してます。
究極の本質は「あるがままを受け入れる」なんでしょうね。ひとまず飲み込めるようになればちょっとしたことでも動じなくなるだろうし。
本文は問いと答え、の形式で進んでいきます。意外と陥りやすい場面とか考えとかがあって、そうだよね〜と思わずうなずいてしまいます。
- 思考を客観的に眺める
- いまに在る
- 愛する人がこの世を去ったとき、自分の死期が近いと知ったとき、人は幸福ではいられなくなるが、「心の平安」を保つことは可能である
- 「手放すこと」、感情的リアクションではなく、その時点の自分にとって、何が正しくて、なにがそうでないかという判断に基づいて「ノー」という。
- 感情反応でない、威厳のある、ネガティブ性を一切含まない「ノー」にする
- 内面の状態だけに気を配ればよい。おのずと外的な行動や人間関係なども変化する
- 病気も「人生の状況」の一部。病気から時間の概念を取り去り、過去や未来を与えず、「いま、この瞬間」に在る状態へと自分を追い詰めるために使う