オランジュその後

元の姿に回復しますように。

尾ぐされ&エラ病を併発した『オランジュ』はバケツに避難中です。
ちょいとここで経過をまとめ。

  • 6月18日 朝 全身真っ白、バケツへ避難。
    症状の見受けられなかった幼い別のオランダ一匹がお星様に。
    0.5%の塩浴を実施、マラカイトグリーンも規定量を投入。
    横倒しになりつつも呼吸は正常。夕方には正常に立ち上がって泳いでいた。
    本水槽のほかの金魚も症状が出始めたのでみんなバケツへ移動。
  • 6月19日 5匹とも白くもやもやしたものをくっつけているものの元気。合間に本水槽ほぼリセット。
    夕方、ちょっと弱っているオランジュを他の金魚が突付き始めたため、
    ほぼ回復に向かっている残り4匹を症状のかるい順から時間差で本水槽へ。
    本水槽もバケツと同じ処置。 
  • 6月20日 『オランジュinバケツ』は全くもって元気、ただしエラ、ヒレはぼろぼろ(写真)。
    観察がてら、同じ濃度の薬塩水を1リッターずつ換水。

尾ぐされ&エラ病の原因であるカラムナリス菌は塩分に弱いのですが、常在菌のため根絶という観点はなく、水温差が激しいこの季節になると発症しやすく、とてもやっかいです。
尾ぐされ病自体は経験あるものの、ここまで進行が早いのは初めての経験です。
少しずつ回復に向かっているのでもう少しバケツで様子見ます。


家には薬はメチレンブルーだと白点病にしか効果がなく、かといって、フラン剤もお値段高い、ということで、家にはマラカイトグリーンが常備薬です。
グリーンFゴールド(フラン剤)のような抗菌剤ではないけれど、活性酸素を発生して病原菌を殺す色素剤であるマラカイトグリーン*1はそこそこ安価ですが、手につかないよう取り扱い注意です*2


*1:つい"マカライト"と発音してしまう…

*2:http://stableisotope.sanso.co.jp/sihome/msds/img/TNI00185.pdf