オランジュその後
尾ぐされ&エラ病を併発した『オランジュ』はバケツに避難中です。
ちょいとここで経過をまとめ。
- 6月17日 感染発覚、エラの付け根、内出血。 http://d.hatena.ne.jp/etoile1/20100617#p1
- 6月18日 朝 全身真っ白、バケツへ避難。
症状の見受けられなかった幼い別のオランダ一匹がお星様に。
0.5%の塩浴を実施、マラカイトグリーンも規定量を投入。
横倒しになりつつも呼吸は正常。夕方には正常に立ち上がって泳いでいた。
本水槽のほかの金魚も症状が出始めたのでみんなバケツへ移動。
- 6月19日 5匹とも白くもやもやしたものをくっつけているものの元気。合間に本水槽ほぼリセット。
夕方、ちょっと弱っているオランジュを他の金魚が突付き始めたため、
ほぼ回復に向かっている残り4匹を症状のかるい順から時間差で本水槽へ。
本水槽もバケツと同じ処置。
尾ぐされ&エラ病の原因であるカラムナリス菌は塩分に弱いのですが、常在菌のため根絶という観点はなく、水温差が激しいこの季節になると発症しやすく、とてもやっかいです。
尾ぐされ病自体は経験あるものの、ここまで進行が早いのは初めての経験です。
少しずつ回復に向かっているのでもう少しバケツで様子見ます。
グリーンFゴールド(フラン剤)のような抗菌剤ではないけれど、活性酸素を発生して病原菌を殺す色素剤であるマラカイトグリーン*1はそこそこ安価ですが、手につかないよう取り扱い注意です*2。
*1:つい"マカライト"と発音してしまう…
*2:http://stableisotope.sanso.co.jp/sihome/msds/img/TNI00185.pdf