日本科学未来館

アシモ登場!

http://www.miraikan.jst.go.jp/index.html
8/15(月)まで終わってしまう特別展があったのですが、最終日になんとか行くことが出来ました。なかなか内容が深かったです。
「恋愛物語展 どうして一人ではいられないの」
生物は進化の過程で過酷な環境を生き残るために2つの性をもつことによってお互いの遺伝子を掛け合わせて多少の環境の変化にも耐えられるように。それまでは単純に増殖して子孫を残してきたのですが、それでは環境が変わったときに一瞬にして絶滅してしまうからだそうです。

・同性愛は人間だけでない
とあるハエは通常は生殖機能を支配する遺伝子が何らかの影響で同性を対象とするものに変わってしまうそうで、先頭のハエを他のハエが一列になって追いかけている写真がありました。人間の同性愛も単なる思考の違いだけではないのかも。
カクレクマノミは一匹の大きなメス、その次に大きいオス、後は雌雄同体の群れで行動し、一番上のメスが亡くなれば2番目のオスがメスに変化し、群れの一番大きいものが2番目のオスになるそう。

その他オスメスの違いを色々な角度からアプローチしてて楽しかったです。大人向けの展示でした。もう終了してしまいましたがまた企画してほしいものです。

時間がちょこっとあったので常設展も観る事に。
入場したとたん、「アシモ」のイベントがあったので観覧しました。初代のアシモよりかなり小さくなっています。旗揚げゲームをしていましたがまだちょっと早い動きにはなれないようで。でも実物を見れたのは初めてだったのでよかったです。

常設展は今まで私の中で「親子で行って楽しむところ」と思っていましたが、「超伝導」、「スーパーカミオカンデ」など結構むずかしめな話題も提供しているので、大人が見ても楽しいです。実際大人同士の観覧者が結構多いような気がしました。
「宇宙居住棟」の中に入ると数人の解説員が熱心に解説してくれます。お話し上手なので分かりやすいし皆さん「へえ〜」と聞きほれてました。