上司と部下の職場系心理学
- 作者: ナカタニD,衛藤信之
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 2006/01/31
- メディア: 単行本
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上司は自分のやり方を無理やり部下に押し付けた結果、部下はいつも愛想よく、上辺だけの係わり合いになっていきます。
一方部下はこの上司に目をつけられ、過呼吸発作を起こすのですが、これをきっかけに自分と対話していくようになります。
肝心なところさえ気づけば、あとは行動あるのみですから、人って心地よく接していったほうが何をしても楽しいと思うのです。
- 「真の人間関係は弱点をさらけ出しても怖さのない関係である」 (アブラハム・マドロー)
- 同情は失敗をもたらす
- 人の話を聴くということは相手に同意するということではない→「あなたはこう思うんだよね」とただ確認してあげるだけ
- 話し方教室みたいなものはあっても聞き方教室なんてものは一つもないものね→聞き上手になれ
- 力を使わないリーダーシップを身に付けること
- 本質を改善するための新しい人間関係をつくること
- 本人たちが毎日つまらないと思っているから、つまらない人生になっちゃってるんですよね
- いつも笑顔でいると不思議と楽しい毎日になっていくもんです
- どんな場合でも『怒り』の前にはかならず、実は『期待』がある
- 悩みや問題の全ての答えは自分自身の中にある
Empty Chair
- 誰も座っていない椅子に向かって"特定の人"に対する不満や意見を言ってもらう
- ある程度言いたいことを言ったら、向かい側の椅子に移動し、今度は"相手"になりきって自分がその人の目からどのように映っているかを語る
→一人二役をこなすことで思いもかけない相手の立場や都合がイメージできてくる
- 『心のドア』は内側からしか開かない
- 心から助けてくれ、と素直に言えばいい
- 『本音』をさらけ出すことは弱みを見せるということではないのだから
- 自分と意見が対立している人は決して『対立者』ではなく、共に問題を解決に導くための『協力者』
自己開示メッセージの作り方:相手に自分の気持ちを素直に伝える(責めない)
- 相手の具体的な問題行動
- 自分がどう困ったか
- その結果に対して、どんな期待をしていたか、もしくは悲しい感情
の順番に文章を組み立てていく
心理学の基本
- 『他人』と『過去』は変えられない、という前提。
- 変えられるのは『自分』と『未来』だけ