世界一やさしい問題解決の授業

世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく

世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく

お借りしていた本です。マッキンゼーに勤めていた経歴のある著者が、マッキンゼー時代に得た問題解決するノウハウを分かりやすく仕立てた本です。WBSポートフォリオマトリックス、ロジックツリー、ガントチャートマイルストーンなど、これらの言葉をいきなり使わずしてどうしてこれらの図を使うのか、ではなく、こういう問題を解決するためにこういう図を使う、といった展開になっているので読み物としても面白いです。
課題分析シートを自分の問題に即して作成してみましたが、自分を客観視できて良かったです。これはなかなか使えます。

  • 情報収集と分析を行い、原因を明確にすることで、具体的な打ち手を考えられる。
  • 仮説は間違っても良い。間違っていることに気づいたら、仮説を修正すればよいだけの話。

間違った仮説を立ててそのまま突っ走ることがよくないのですよね。結構身近にある話なので、仮説とそれに基づいた行動の立て方を改めて大切に思わせられる一冊でした。

ベルナのしっぽ

ベルナのしっぽ (角川文庫)

ベルナのしっぽ (角川文庫)

犬が大の苦手な目の見えない主人公が勇気を振り絞って盲導犬『ベルナ』を迎え入れて、最期まで世話をする話。盲導犬というよりも、人間らしさを垣間見せる、素敵な犬でした。我々人間は動物に感謝しなければいけませんね。所詮犬、なんて決して口にできません。
次元が違うかもしれませんが、少なくとも私は金魚に癒されっぱなしです。