おいしいハンバーガーのこわい話 

さて、マクドナルドに関連してタイミング良く(悪く!?)図書館で予約していた本が回送されてきました。

おいしいハンバーガーのこわい話

おいしいハンバーガーのこわい話

マクドナルドがどのように誕生したか、なかなか面白い歴史だと思いました。
ウォルト・ディズニーとの関連性も出てきます。

そしてファストフードのターゲットは子供なのです。

店内にプレイランドがあるので、そこで遊びたがる。
ハッピーセットにつけられているおもちゃに惹かれて子供はマクドナルドに行きたがる。
それらをセットで揃えるまで買い続ける。
全米で売られているおもちゃの何割かはこうしたファストフードのおまけである。

妙に納得。

ハッピーセットを買う人は幸せでも、中国の工場で働くそのおもちゃを作る人はちっとも幸せじゃない。
牛、鶏、豚の工場で何が起こっているのか。過酷な不当労働(不法滞在も兼ねてる)で安い人件費で、従業員に文句を言わせない。
処理スピードが上がれば、事故の確率がさらに増える。

しばらくはファストフードのお店には行けないかも…。
この本はアメリカのマクドナルドでの話しなので、日本では実際のところ、どうなのかは不明です。
ちなみにうちの市内にはマクドナルドのバンズを製造している工場があります。大手のパン製造業社です。