表参道 お散歩

同潤会青山アパートだった表参道ヒルズ

仕事帰りに表参道にある楽器屋*1さんに用事があり、取り置いてもらった楽譜を引き取りにいきました。
タイミングよくフェアを開催しており輸入楽譜は20%オフだったので、かなりお得でした。ついてるなあ〜。


なんでこんなに楽譜探しに苦労したかというと、ドビュッシーのとある歌曲なのですが、珍しいのか、たった一つのフランスの出版社からしか楽譜が出版されていないことが判明、まずどこの出版社からその歌曲が含まれているかをインターネットで見つけないと、問い合わせが複雑になるのです。色々な機関のWebOPACを検索しまくりました(笑)


さて売り場ではアウトレットのコーナーもあったのですが声楽の楽譜はあまりありませんでした。残念。
でも面白いものがあって、”Henle”というピアノ譜で有名なドイツの出版社の楽譜があったのですが、なんと、表紙が上下逆さま、つまり表裏も逆に中身と接合されていました。そんな理由で50%オフ。しかも店員のコメントつきで、『ヘンレ版からこういう欠陥商品が出るとはかなりレアです』と楽譜の入ったビニール袋に書いてありました(笑)。そんなんで買う人いるかな〜!?
表参道に来たのは久しぶりで、ちょっとお散歩がしたくなって原宿駅まで歩いてみることに。
そういえば表参道ヒルズちゃんと入ったこと無いなあ、とディスプレイを観ていたら、イヴ・サン・ローランの”ベビードール”という商品のプロモーションをやっていて、「お気軽にどうぞ」と言われて感じもよさそうだったので中に入ってみました。
壁に貼ってある、香水のシールを選んで剥がすと恋占いが書いてあります。さらにプレゼントがあたった人もいました。その後新商品をちょっと試してたら、写真撮影している方々が。何してるんだろう〜、と観ていると「どうぞ〜」とソファーへ座っていました。クマさんとか、ハート型のクッションが置いてあって写真を取り、その場で16分割のシールを渡されました。
そのうちの一枚をボードに張ってメッセージを書き込みました。
なので私の写真のシールどこかに貼ってあるよ。ピンクピンクしてるのでちょっと私には不釣り合いな気もしないでもないです。さてあと15枚余ってるけれどどうしようかしら?


帰りの電車の中で楽譜を広げて、その前にあるフランス語で書かれた”PRÉFACE”を読んでドビュッシーがいつこの作品を作曲し、どういう経緯があったのか、大体分かったので面白かったです。こういうのって日本語で書かれた本よりも楽譜に書かれている解説を言語で読んだ方がはるかにわかりやすいので。
なんか英語多読みたいにイタリア語とフランス語の多読もいつかしてみたいです。英語のようには教材はそろってないかもしれないし時間もお金もかかりそうだけれど。

試験が近いので表参道ヒルズの中を探索することはしませんでしたが、時間のあるときにゆっくりくつろいでみたいです。
建造物の一部に同潤会青山アパートの一部を残してあります。
個人的にあの通りは様々な人が歩道の横で休んでいたりしているのを観ていると、なんとなく癒されます。
いいセンスしているお店がたくさんあるので、観ているだけでも楽しいです。

*1:昨日寄った楽譜屋さんは母校の近くにある某店で別です。