図書館より
ITエンジニアの「心の病」
ITエンジニアの「心の病」―技術者がとりつかれやすい30の疾患
- 作者: 酒井和夫,立川秀樹
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2005/06
- メディア: 単行本
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部下よりも、上司や管理職にあたる人が、こういう本を読んでいると会社でも問題が起こる前に対処しやすいのではないでしょうか。何か起こってからではもう遅いですから。しかし柔軟性に欠けた仕事をしていると、どちらにしろ双方害が及びます。
プログラミングの腕が認められてSEになったのに「私は人と話すのが嫌だから、プログラマーになったんだ」と上司に抗議するようでは(+_+)
この方SAD*1だったようなのですが、病気だからと、逃げるのではなく、無理しない範囲で人慣れする必要があったのではないかと思います。
私も日々思うのですが、疾患を抱えているからできない、なんて言い訳に絶対したくありません。まあ堕ちるときはあるけれど、そんな風に思ったら私はずっとこのままです。でもね、どうにかして切り抜けたいのです。
だったら行動するためにどうしたらよいのか、考えるなり*2、書き出すなり、方法は個人によって見つけていくしかないんだろうなあ、と思う今日この頃です。
レバレッジ勉強法
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2007/09/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 18人 クリック: 176回
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巻末の文房具の紹介では実際に自分が使っているものが紹介されていてうれしかったです。
”Life”のノートはA4サイズで方眼紙のものを使用しています。書き味が良いし、紙がへこたれないので気に入っています。
”SWAN STABILO”の蛍光ペンは様々な大きさ、形のものが売っているので、自分が持ちやすいようなものを購入するといいでしょう。ちなみに私、この商品に出会ったのは数年前にイタリアで地図にしるしをつけたいと思って、現地の文房具屋さんで見つけました。一番安い(1ユーロ)マーカーだったのです。今でも愛用しています。
プロローグ
- 勉強はやらないよりは、やったほうが絶対トク
1.あなたの「ビジネス偏差値」は?
- 知識が力になりえるのは、知識が目標に向けた行動プランの中で活用されたときだけである(ナポレオン・ヒル)
- あまり深く考えないこと ×→なぜ自分はこんなことやっているんだろう
- 自分には目的があって、それを成し遂げたい
- 余計なことに悩んで頭を使うより、目的に集中したほうが合理的
- 3種類の勉強
- 試験、資格:合格することによって次のステップへ
- 知識、ノウハウ:ゴールはないけれど、自己成長、キャリアアップに役立つもの
- 情報:時代の流れ、世界の動き、経済情勢など
- 勉強は将来継続的なリターンを得るための最高の投資
- お金や財産は人に取られてしまうが、自分の中の頭に入った知識だけは、誰にも奪うことは出来ない
- 中国人の本当のすごさは、「勉強する目的」が無意識のレベルまで徹底して刷り込まれていること
2.何を勉強するのか決める
- いかなる名案も、いかなる努力も、時勢に逆行しては敗けである(本多静六)
- どんな成果を得たいかがはっきりしていない目的はタダの妄想
- 「ROI」を無視した勉強など、無謀なギャンブルとなんら変わらない
- 「自分を成長させたい、成果をあげたい、収入を上げたい」という目標を持っていることは、読書も勉強もレバレッジを効かせるのが目的地にたどり着く「近道」である
- 「勉強と仕事は要領よく効率的に。趣味や遊びは一生懸命がむしゃらに」
- 勉強とは投資である以上、リターンを考え、損得勘定をきっちりするのが鉄則
- 目的をフォーカスする方法は具体的に「現状の自分」と「目的達成後の自分」のギャップを明確にすること
- レバレッジが効く勉強は「語学」「IT」「金融知識」
- 継続的にリターンを取るには「殖やし方」よりも先に「使い方」を知ること
- お金がどう出て行くかもコントロールできない人に、お金をどう殖やし、入れていくかを操れるわけがない
- 多数の情報をもとに分析すれば、原則原理や方向性、ベストなものが見えてくる
- 家計簿をつける時は「収入」「貯蓄」「自己投資」「固定費」「その他(突発的支出)」の5項目を設定する
- 多くの人は能力に差が無いから、まだ人気が殺到していない分野の勉強を、できるだけ速く始めるのが抜きんでる方法
- 「永遠」という保障がいっさいないビジネスにおいて、主幹となる要素を他人に頼るほど危険なことは無い
3.ラクに勉強できる「仕組み」づくり
- 頭で考えているイメージや理論を自分のものにするために、何度も反復して行います。思ったり考えたりしているだけでは、本当に自分のものにならないし、身につきません(松井秀喜)
- 勉強そのものより、いかに勉強するか、その仕組みづくりが大切
- 短い時間で必要最低限のことを効率よくやり、最大限の効果をあげる−レバレッジ勉強法
- 相手に欲しがられる仕組み(良い意味でのマニュアル)を構築する
- input output contribution
- スケジュールを決める、ノルマ化(数値管理)して、型にはめる仕組みをつくる
- 考えず、とにかくやる。ちょっとでもいいから動き始めるような仕組みをつくってしまう
4.成果に直結するスケジューリング
- 計画を立てれば、未来が現在になり。あなたは行動を起こすことが出来る(アラン・ラケイン)
- 時間割をつくる
- タスクを割り出し、一ヶ月ごとに配分、週単位で毎日の生活をパターン化し、1日単位でインプットの時間を配分する
- 午前中に自己投資する
- 勉強時間は少しずつ一日の生活のなかからあらかじめ天引きしておく
- 休憩時間をどれだけとるかも決めておく(だらだら防止)
- 隙間時間で勉強できるような勉強グッズをかばんに入れておこう
- あらゆる勉強に自ら締め切りを設定し、具体的かつ小さな目標を立てる
- 意志が弱いと自認している人は第三者との約束を絡めると効果的
5.どんな試験も受かるテクニック
- 分からないことを書き出して、どうすれば分かるようになるのかアプローチを考え、遮二無二それを勉強するという、いたってシンプルなものだ(大前研一)
- 失われた時間はお金と違って永遠に回収できない
- 勉強する前にまず過去問を解け。実力を測るのではなく、これからどう勉強していくか、逆算し、戦略を立てるため
- 「赤ペン」で脳に刺激を与える
6.挫折しない英語マスター術
- 計画は達成するためにあるのではありません。達成できないレベルまで自分を高める道具なのです。(小山昇)
- すべての勉強に共通するが、語学マスターの際には、自分が必要としているラインをまずは自分の中で設定しよう。成果が上がりやすくなる
- 明確な目的も長時間同じことを続けているうちにぼやけてくるので、体をメンテナンスするように、目的も定期的に再確認する
- 自分の欲求に直結していると感じれば「自分のやっていることには意味がある」と思えるようになる
7.最速で情報を「勉強する」法
- いかに努力をして計画しても、現実にブチ当たってみるまでわからないことが多い。逆に、自分で計画しないと机上の空論さえもできず、実行もできない。計画完了後の自分の姿を予想するのが計画(柳井正)
- 情報を選ぶときは必ずアクティブ思考で。「良いもの」ではなく「自分に必要なもの」だけを自分自身のセレクトでインプットする
- 月刊誌『経営予測エイジ』
8.勉強しやすい環境をつくる
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