図書館より ウェブ時代を行く

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

ささっと読みましたが、正直なところ途中で投げてもよいかな、と思った本でした。
何だか、過去の体験を語ってばかりで、こうだ、ああだ、とあまり主張をするような文章ではなく、いわいるHow to本ではないです。
この本に記述されているように、私は水を飲むかのようにさらさらと読んでました。
情報をいかに取捨選択して、活用していき、相互利用、提供、勉強の場や、はたまたビジネスの場であるのがWebを使った手段であることがわかって、かつそれをどう生かすのか常日頃チャレンジしたり、考えたりして、新たな道を模索するのか。
内容はさほど難しいことでもなければ、当たり前のことがごく書かれているように見受けられました。
ウェブという情報社会だけにとどまらず、常に先のことを考えながら行動すれば、どこで生きようと仕事しようと、獣道を行くのか、渋滞でとまった高速道路を走るのか、おのずと決断力を求められるわけで。


ウェブとかITとかオープンソースがなぜ普及するのか、シリコンバレーが何なのか、よく分からない人たちにとっては、何を語っているのか理解しがたいかもしれません。文章もちょっと『お堅い』感じがします。団塊世代の方々が読むと、どういう反応がでるのでしょう。

でも手痛かった文章が。

30歳から45歳を無為に過ごすな!

本全体の感想は微妙なところですが、この文章を見つけただけでも、私には収穫だったかな。