図書館より 

涙が教えてくれたこと 心のチキンスープ 18巻

涙が教えてくれたこと―こころのチキンスープ〈18〉

涙が教えてくれたこと―こころのチキンスープ〈18〉

様々な苦しみに直面したとき、人間はどう対応するのか。深くて、愛情のこもった、悲しくも、切なくもある、様々な小話が35話収録されています。
今の私には必要な本でした。しかも、同じ疾患をかかえた少女の話が収録されています。彼女のことを考えると他人事ではいられず、どれだけ疾患が彼女を苦しめたのか、さぞもどかしく辛かっただろうに、と自分を重ねていました。
でもね、私、負けないよ。苦しんでもがいた分、いつか平穏に過ごせる日が来ると信じてるから。
訳者あとがきにこんなことがかいてありました。

視点の転換がどれだけ大事かと。
様々な制限のなかでも満ち足りた人生を歩む方法が存在する。
決して他人頼みではなく、自分次第なのだ

人生を変えた贈り物

人生を変えた贈り物 あなたを「決断の人」にする11のレッスン

人生を変えた贈り物 あなたを「決断の人」にする11のレッスン

自分の生活を改善するには、まず周りの人に目を向けて、彼らに対して自分が何をできるか、考えて実行する必要がありますね。この本はもともと恵まれない家庭に無料配布されたものが再出版された物です。文章が心の中にスルスルと流れ込んできます。行動と決断力あれ!けれども最後にはそれらを超えたものを教えてくれる、自分の支えを失わないようにしよう、と思わせてくれる本でした。

この本について

  • わたしたちは一人で生きているわけではない。上質な人生を送り、真に成功するためには、周囲の人たちの苦しみを知り、思いやりを学ぶことが不可欠だ。
  • あなたの人生の質が大きく改善することを、それ以上にほかの人を助けたいという気持ちが沸いてくることを心より願っている。

イントロダクション 人生を変えた贈り物

  • あなたのことを気づかう者がいることを知ってほしい。
  • 今の状況がどれほど苦しく、救いのないものに思えても、それを変える道は必ずある。
  • まわりの人たちの求めるものに気持ちを集中する。常にどうすれば人々の生活に価値ある物を加えられるか、と自問し続けた。
  • 人が変わる手助けをするためには、まず自分がすぐれた人物にならなければならない。
  • 自分の思考や感情や行動を形作っているものが何かを理解するだけでいい。あとは着実に、知的に、猛烈に行動するだけだ。
  • ポジティブ思考だけでは人生は変わらない。
  • 状況に対する感じ方を変えたい、か、自分の行動パターンを変えたいか。
  • できると信じる。今日することが明日からの運命を形作る。今すぐ自分自身の友人になろう。
  • 問題にではなく解決策に、今すぐ気持ちを集中しよう。

レッスン1 押しつぶされそうな状況を一変させる

  • 認知と行動を変えれば、人生のどんなことでも、今日からでも変えることができるのだ。
  • 『私は決して落ち込んだりしない。うまくいかない方法を一つ捨てるたびに、また一歩前進しているのだから』 (トーマス・エジソン
  • 成功へのカギは、自分にとって何がいちばん大切なのかをはっきり決めること、決めたら毎日少しでも良くなるように、猛烈に行動すること。
  • 私は世の中の人たちのために何ができるだろう。どうすればお返しができるだろう。
  • どんな困難も英英には続きはしない。辛いことも一生続くことは無い。今の苦しみも必ず過ぎていく。それには猛烈にポジティブに、明日につながる行動を続けることだ。
  • 猛烈な、一貫した行動を続けていれば、そして柔軟な感覚で目標を追及しつづければ、最後には必ず望みのものが手に入る。
  • 『解決策が無い』という考えだけは絶対に捨てよう

レッスン2 人生に失敗などない

  • 停滞期にどう対処するかということこそが、何にましても大切だ。
  • 誰に何をされても、どんなことが起こっても、そのために自殺する必要などない。人生はいつだって生きるに値する。いつもなにかしたら、感謝するべきことはある。
  • 成功は正しい判断の結果であり、正しい判断は経験の結果である。そして経験は、ほとんどの場合、誤った判断の結果である。

レッスン3 もう立ち止まらない 決断のパワー

  • 決断こそが変化を起こすパワーなのだ。運命を決めるのは、人生を取り巻く環境ではなく、その人の決断である。
  • 決断は具体的なものであること。『少しやせたらいいのにな』となど決断を願い事をいっしょにしたり仮定するのは×
  • 人生が与えてくれるものは何でも利用する。
  • 決断の瞬間にこそ、運命は形作られる
  • 人生を変えるただひとつの方法は、本物の決断をすること。
    • 人の悪口を言わず、自分にできることを考えて生活を改善していく
    • 誰にも負けない価値を身につけて転職する
    • 新しいスキルを学んで金を稼ぐ

レッスン4 信じる力を築き上げて、さあ飛び出そう!

  • 信仰とは、まだ目にしていないものを信じることである。そうした信仰の見返りは、信じるものが見えることである。(聖アウグスティヌス
  • 信じる力をテーブルの脚に例える。まだ脚が1本か2本しかないような状態では信じる力は確かなものではない。
  • 自分自身について何を信じるかを自分で選べる。その信じる力が、これからのあなたの行動を決定する。

レッスン5 求める現実にフォーカスを合わせる

  • 目にするものは数限りなくあるのに、多くの人は、つい嫌なこと、自分でコントロールできないことに気を取られてしまう。
  • 正しい方向に意識のハンドルを切る。
  • 人は、何であれ自分がフォーカスを合わせたものに向かっていく。だから決して壁を見ないで、自分の行きたい方向に意識を集中する。
  • 人は常に考えていることを経験するのだ。

レッスン6 問題解決のためにクエスチョン

  • 求めなさい、そうすれば与えられる。探しなさい、そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば開かれる。(マタイ福音書7.7)
  • 新しくやり直すチャンスが来たことでわくわくしているんだ。
  • いろいろなものを新しい視点で見られるようになった店は素晴らしいと思うよ。

レッスン7 体を使って、最高の自分を感じよう

  • 感情は体の動きによって作り出される。
  • 体の動かし方を変えるだけで、自分はこうありたいというメッセージが脳に送られる。
  • 最初は不慣れでも自分のものになるまでは意識して丁寧にやる。
  • あんな風になりたい、と思っている人の行動を真似てみる。
  • 自信と成功と幸福の理想的なモデルに出会ったら、体の使い方だけでなく、その人たちの言葉にも耳を傾けよう。成功した人たちがどのような言葉を組み立てているかを知ることで大切なことが学べる。

レッスン8 成功のためのボキャブラリー

  • 腹が立つ→ちょっとヤダ と言い換えてみる。ちょっと間抜けなセリフだけれど、怒りや落胆を表現するときのパターンが和らぎ、心のこわばりがとれていく。
    • とても手が回らない→引っ張りだこだ
    • 頭にきた→少しうるさい
    • イライラする→刺激されている
    • 拒絶された→誤解された
    • もう我慢できない→少し気に障る

レッスン9 メタファーで壁を打ち破る

  • あらゆるメタファーの背後には必ず、その人が信じていることがシステム化されていて、自分の人生や状況を表すのに何らかのメタファーを選択するが、同時にそのメタファーを支える『信じること』をも選択する。

レッスン10 正しい目標設定が未来を作る

  • よく準備したものほど幸運に見えるものだ
  • 成功する人は例外なくつねに全力を傾けて、少しでも良くなろうとしている。単に上手くいっているというだけでは決して満足せず、常にもう一歩上を求めていく。
  • 『継続的な終わることのない改善』
  • 標的が何かを知らなければ、それを射抜くことは出来ない。
    • 1日2回、数分間、静かに座って自分の目標のことを考えよう。
    • 目法を達成した自分を想像しよう。夢が実現したという喜び、誇らしさ、興奮を感じてみよう。そのすばらしさを、その目で見るように、その耳で聞くように、細部まで想像してみよう。

エピローグ 思いやりの世界へようこそ

  • これからは自分のことを精一杯、大切にすると約束して欲しい。あなたが幸せであればあるほど、人に多くを与えられる。できれば自分を大切にするというレベルを超えて、非凡な人生を切り開いて欲しい。
  • 平凡な生活を送りながら、ほんの少しだけ人の役に立ち、人とかかわり、人を愛すればいいのだから。


道がつねにあなたの前にありますように。
風がいつもあなたの背中を押してくれますように。
太陽があなたの顔を暖かく照らし、雨があなたの畑にやさしく降り注ぎますように。
そしてふたたび会う日まで
神様がその手のひらで、あなたをやさしく包んでくださいますように。
 (アイルランドの古い祝福の言葉)