図書館より

片付けられない女のためのこんどこそ！片付ける技術

片づけられない女のための こんどこそ! 片づける技術

イラストレーターの２Ｋの住まいはいわいる『汚部屋』。そこから片付けや掃除のコツを得るまでの話し。
片付けや掃除の本は数有れど、なかなか実感がこもっているし、すぐに実践できそうです。
暮らしている以上どうしてもモノは増えてしまうので、いかに増やさないようにするか、そのためにも処分するタイミングが大事なんだな〜と思いました。
必要なものをすぐ取り出せる環境にすれば時間を無駄にせずに済みますね。とにかく、ためらわずに捨てる勢いも必要です。

西の魔女が死んだ

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

”まい”という少女が自分のおばあちゃんから魔法の手ほどきを受けます。
その魔法というのが、呪文とかその類ではなくて、本質を見極めて、自分で自分のことを決めること。
物語の割には台詞の中になかなか鋭い言葉が含まれていました。

• あの子はとにかく、…。感受性が強すぎるのね。どうせ、何かで傷ついたに違いないんだろうけれど、昔から扱いにくい子だわ。生きていきにくいタイプの子よね。
• 人の注目を集めることは、その人を幸せにするでしょうか。
• 根性という言葉は、やみくもに頑張るっていう感じがしますね。精神力っていうのは、正しい方向をきちんとキャッチするアンテナをしっかりと立てて、身体と心がそれをしっかり受け止めるっていう感じですね。
• まずは、早寝早起き。食事をしっかりとり、よく運動し、規則正しい生活をする。
• ありがたいことに、生まれつき意志の力が弱くても、少しずつ強くなれますよ。少しずつ、長い時間をかけて、だんだんに強くしていけば。
• 最初は何も変わらないように思います。そしてだんだんに疑いの心や、怠け心、あきらめ、投げやりな気持ちが出てきます。それに打ち勝って、ただ黙々と続けるのです。
• そうして、もう永久に何も変わらないんじゃないかと思われるころ、ようやく、以前の自分とは違う自分を発見するような出来事がおこるでしょう。
• そしてまた地道な努力を続ける、退屈な日々の連続で、またある日突然、今までの自分とは更に違う自分を見ることになる、それの繰り返しです。
• でもその手の想像力の欠如している人って世の中には多いですよ。

（本来は母が借りてきたものですが、先に読ませてもらいました）