万年筆

とある本を読んでいると、筆記用具に関しての記述がありました。
仕事帰りに文房具屋さんによる機会があったので、万年筆の売り場に行って、モノを見せてもらいました。
ドイツのPelikan社製です。
本に掲載されていたのはこちら。作家の人が家で1日中原稿用紙をすらすら書いているイメージです。

さすがにこれはモノが大きい。ペン先も18金製。
実際に手にとって書いたものはこちら↓M300とM400は若干大きさが違うだけで、握った感じや書いた感じはさほど違いを感じませんでした。
今までの万年筆のひっかかるイメージはなく、スラスラとして、書いているのが心地よかったです。ちょっと目からうろこ。
ボトルのインク買っても、コンバーター内蔵だと水で中身を洗って吸いなおせば違う色にもできるのね。カートリッジだと使い切らないといけないし。
同じ書き心地を求めるならこちらも、と店員さんが教えてくれたのはこちら↓こちらはコンバーターは別売りだけどインクの詰め替えは簡単。しかも低価格なのでこちらを使ってからでもよいのでは、と。
さらに同じ書き心地を求めるならモンブランもいいですよ、と教えてくれました。同じくドイツのブランド*1。ただしモンブラン社製は修理に時間がかかる上、修理する部品の対象も細かくなく、修理代も結構なお値段ということです。その点Pelikan社製は部品1つから修理対応してくれるそうです。
LAMYに関してはあくまでも上記のSafariシリーズがスラスラとした書き心地で、価格が上になるほど、Pelikan社とはまた違う別の書き味になるそうです。

昔の人は万年筆を入学祝に送ったりしていたけれど、ちゃんとモノの良さを分かっていたんだろうなあ。何が自分にしっくりくるか良く考えよう。

*1:てっきりフランス製と思い込んでいました。