ももこの宝石物語

ももこの宝石物語 (集英社文庫)

さくらももこ氏の宝石エッセイ１作目。
なんで宝石にハマってしまったのか、彼女の心境はよく分かります。だって綺麗なものは綺麗ですもの。キラキラテリテリしているのを見ていると心が洗われるような気がします。他に理由なんてないさ。ってこういうこというと変な宗教団体とかに水晶玉ひとつウン百万なんて売りつけられそうですが、あれは信じません。水晶はクラックや成長線があって当然なのに無色透明だなんてありえない。信仰じゃなくて宗教を勧めるそんな人間の心は金まみれだしね。
そして私が色石にハマった理由も一緒。ダイヤも嫌いじゃないけれど同じダイヤならピンク、オレンジなどの色のついたダイヤに魅了を感じます。恐るべきパライバトルマリンの効力（笑）ここはパライバトルマリンを欲しいと思っていたタイミングで芋づる式を提案したあの方に感謝しよう。だからといってお金積んでまですごいものを欲しいとは思わないけれど。
鉱物になっただけでも地球のすごさを感じるのに、さらにそれを磨いたりカットしたりして、さらにその魅力を引き出した人たちは本当にすごいと思います。