The wedding

The Wedding

The Wedding

YL(平均) 6.3  総語数 72,203語(出版社提供)

Nicholas Sparksの著書。The Notebookの続編です。The Notebookで登場するNoahとAllieには実は姉妹が生まれているのですが、長女のJaneがLewisという男性と結婚します。
しかし結婚生活が29年続いたある日、Lewisは大切な記念日を忘れてしまい、Janeに愛想を尽かれてしまいます。
妻をないがしろにするつもりはなかったけれど、結果的には?
NoahとAllieの甘く、かつ相手を思いやる夫婦を見てきたLewisはNoahにアドバイスを求め、なおもNoahはある動物になくなったAllieを思い重ねています。2人の男(夫)の複雑な心境が切ない。

物語としてはThe Notebookの登場人物が重なるのでThe Notebookを読まれてからこちらの本を読んだほうが楽しめると思います。
この現象、日本の夫婦にもよくあるのではないか、と思ってしまったくらいです。
長年連れ添うと平凡が当たり前になってしまうのかなあ。
相手がいるだけで満足している状態って結構多いのかも。やっぱり行動とか態度とか言動で示さないとねえ。

だからといって男性が女性に対していろいろ思いやることって、女性が男性にそのようにするのとちょっと違うし、ある意味大変なんだろうなあ、と思います。
でもこういうことしてくれたら、女性は間違いなく喜びますよ(o^-^o)うふっ


ちなみに原書はNicholas Sparksらしい読みやすい文体でした。
彼の作品はこれまで結構な数を読んできましたが、私が英語多読を中断してからもどんどん作品を書き続けているので、また少しずつ読めたらいいなあと思います。

ちょっと前に洋書を数冊買って積読状態になってますしね(= ̄∇ ̄=)
それがきっかけで家にある積読洋書を見渡したら、この本が目に付いたわけです。

この本はかつてtakuakiさん(id:takuto-akira)に頂いたものです。いろいろあって洋書が読むのがつらい時期もありましたが、またこうやって読めるようになったのは嬉しいです。
人の縁にも感謝!ですね。どうもありがとうございます。