ご冗談でしょう、ファインマンさん

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)

ノーベル賞を受賞した物理学者の日々のお話。小学生の頃からいたずら好きな少年は、あの手この手を使って面白いことばかりしでかすのですが、ことの発端はなんてことのない好奇心からなのでしょうね。
大学生〜院生〜社会人になっても、お偉方、友人、女性を煙に巻いてしまうところはユーモアがあるだけでなくて、結構見習う点があるような。

話は1話あたり数〜数十ページと短いのですが、とにかく話が盛りだくさんで文庫本なのに300ページ以上もあるため、読見切るのにそこそこ時間がかかりました。


生きているうえで普通に何かをこなしているだけでは、ある程度までしか進めないのでしょうし、言いくるめてしまえば、誰でもそのレベルには到達できます。そこから自分が何をするか、どうするかは自分次第。誰に何と言われようと決断するのも自分。面白おかしく生きるのも自分。


物事を試行錯誤して追求すればこそ、ですね。わくわくしながら日々を過ごしたいなあ、と改めて思う次第です。