プロフェッショナル進化論
最近読んでいる本は「読書メーター」のほうに記録しているのでブログにアップするのは久しぶりです。
プロフェッショナル進化論 「個人シンクタンク」の時代が始まる (PHPビジネス新書)
- 作者: 田坂広志
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2007/04/19
- メディア: 新書
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この著者の文は行間を上手く設計していて読みやすいです。
個人で得た知識をシンクタンク化しつつ社会でその知識経験をどう活かしていくか、知識は使ってナンボ*1など、よく言われることも書かれていますが、最近ちょっといろいろ思うことが見事にこの本に記述されていたので、タイプしました。というか思っていたからこそ、そこにフォーカスされたのでしょうね。
- 世の中に良き影響を生み出す「良心的な読者」や「行動的な読者」が集まってくれているか、が問われる。
- 個人サイトやブログにはその著者と似た人間性の読者が集まってくる。
- ブログやメールマガジンといったパーソナルメディアという修練の場を持つ。
- 知識ポータルの戦略→情報洪水におけるナビゲーションの役割。
- 「知る」よりも「行じる」
- 自分らしい個性的な表現を出す。
- 心得→信頼
- 思想→自己の内に見出すもの→自分らしさの発見
確かにどんなブログでも、コメントの記載内容は読者層とブログ著者のレベル間が一致していますよね。レベルの高低はともかくとして。
これは私見ですが、最近ではツイッターアカウントのフォロワーとフォローの数に開きがありすぎる場合、
特に フォロー>フォロワー かつ、フォロワーの数がフォローの数の5分の2に達していない相手に関しては様子を見る目安の1つにしています*2。
もちろん企業や団体、公式アカウントにフォローする場合は相手は個人アカウントに対してフォロワーになるとは限りませんから、これだけでは判断が難しいのは言うまでもないです。
一般的にはフォロワーよりもフォローしている数が多めだと思います。
大震災から一週間が経過しました。
こんなときは、デマツイートやチェーンメールの類が出回りますが、単に回ってきたからといって鵜呑みにせず、確認もしないで知ったつもりでいるのではなく、
本当に必要な情報かどうか否か、自分で判断してから情報をまわすことで、発信者としての責任を持つことにつながると思います*3。
変な情報を見聞きしたとしても、思考→感情 に至るプロセスを遮断してしまえばいいのです。
個人的に何か言及された場合は感情が先に走るのでその処理はまた別問題ですが。
そんなことを再認識させてくれる本でした。