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O型自分の説明書
- 作者: Jamais Jamais
- 出版社/メーカー: 文芸社
- 発売日: 2008/08/01
- メディア: 単行本
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しかしこのツボを得た特徴の書き方は、あまりにも私の心の中でヒットしすぎて、立ち読みながら笑いをこらえるのに必死でした。
そして、『何でここで笑うの?というところで笑いに入る』という説明書も見事にありましたとさ(笑)
たまに出てくる、説明書に即したイラストがこれまたシュールでいい感じです。
ちょっと気分が滅入った時にこれを読んだら明るくなりそうです、って『凹みやすい』という説明書もあったような; ̄ロ ̄)!!
私はこうして発想する
- 作者: 大前研一
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/11/10
- メディア: 単行本
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大前氏は30才台以上をターゲットにしたビジネスマンを対象に日本でもMBAが取得できるよう、CS番組とインターネットを駆使した”校舎のない大学院”という誰にも発想の出来なかったことをやり遂げています。
- 先入観を疑う
- ネットワークから考える
- 『他にはないもの』を目指す
- 歴史から教訓を引き出す
- 敵の立場で読む
- 討論する
の6つのメソッドを順番に踏むことで発想を構築できる、としています。
メソッド1の先入観を疑う、は言葉を言い換えるならば『ピンチをチャンスにする着眼力』でしょう。
メソッド2は既存の情報のネットワークがどんな役割を果たしているのか、実際有益なネットワークなのか、そもそも新たに作る必要があるのか、考えるところから始まります。
メソッド3の『他にはないもの』を目指す、ではマイクロソフト『Xbox360』の真の狙いに着眼できた彼のするどい視点に脱帽です。
最近よく思うのですが、根拠のない発言をしてはならない、というのを身にしみています。周りを無駄に振り回すからです。
上司と話をするときは『なぜそう思うのか、どうしたらその問題に対応できるのか』を考えて自分なりの答えをまとめてから話始めないと頭がすっきりしないのです。『これでいいのかな?』という中途半端な仮説は立てたら厳禁で、可能性のある仮説<予測をたてるようにしてます。今の上司のおかげでそういう回路が身についてきました。自分の発言には責任が伴いますね。
メソッド4、5は経済と歴史について、表面的なことしか考えれらないようではいけないことをつくづく感じました。ここまで考えれられる政治家は日本にどれくらいいるのだろうか。経済だけでも、歴史だけでも、片方しか理解していないのは理解したうちにならないのでしょうね。
↓あとがきにいい言葉がありました。
変革のためには
- 変わらなくてはいけない、という考え方を持つ(現状ではいけないという危機意識)
- どのように変わるのかを考える(方向性、内容、代案の利害損失を考え選択する)
- どうしたら変われるのかを考える(手法、技法、パートナーの存在など)
- 後戻りせず、さらに前進する方法を埋め込む(退路を断ち、前進を加速する)
要は発想した後にいかに行動に移すか、いかに跳ぶか、そして、何より実行する勇気を持ってもらいたい!
現状維持も、後戻りも、敗者への道です。
文庫本もあるようで
- 作者: 大前研一
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/03/07
- メディア: 文庫
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