北京旅行4日目
終日フリータイム
朝、タクシー飛ばして盧溝橋へ。片道60元以上かかりました。
ちなみに最初に拾った一台目は遠すぎる、ということで乗車拒否されました。
中国では運転手の帰り道や出勤の都合で乗車拒否されることもしばしばあるようで。
盧溝橋
北京郊外にある日中戦争が始まるきっかけとなった事件が起きた橋。
485頭の獅子が橋の欄干の上に一頭ずつ彫刻されています。さまざまなスタイルの獅子がいるのが特徴。
獅子好きの私にはたまりませんが、なんでこんなにも大量の獅子を置こうと思ったのか不思議ですね。
中には変り種獅子も居ますよー。
三頭の獅子。
真ん中に子獅子、通常は左足下にいます。
子獅子が右足上に 柵まで獅子
振向き獅子 ロボットみたいな獅子
中国人民抗日戦争記念館
盧溝橋の入り口に進む前にこの建物があります。盧溝橋の入場チケットを持っていれば片側に記念館のチケットついているので入場無料。
ところがチケットを見せてゲートをくぐろうとするとなぜか拒否されました。
何かが足りないと言いたげな係員の表情。
ふと離れて隣をみやると、中国人が別の係員に身分証明書らしきものを見せて別のチケットをもらっています。
「身分証明書いるの?私、日本人」とつたない中国語で話してパスポートを見せるとしぶしぶそのチケットをくれました。
ガイドブックに無料、と書いてあるだけだとこういうことにも遭遇するのですね(>_<)
中国の博物院などは荷物は基本的に空港の出国審査のようにエックス線を通します。
国慶節の時期ということもあってか、さらにセキュリティが厳しいようで、例え中国人でも身分証を持っていない人はそのチケットをもらえないようです(爆)
ちなみに上記写真の花畑の両側にある国庆という文字は国慶(節)という意味です。
展示には大体日本語の解説がついていますが、まあそう思われても仕方ないのですよね。
写真パネルでの展示が多いので、これが真実か、と思わせる写真も多数です。
日中戦争のいきさつから第二次世界大戦終了後の各国和平に至るまでの歴史が展示されています。
鷺鷺酒家(軍事博物院横)
上海料理のちょっと高めなチェーン店。目的はもちろん上海カニ。
雌雄は選べませんでしたが、オスでした。身の部分はクリーミー、そしてミソが絶品。
こちらは海老のあっさり炒め。
基本塩味、さっぱり醤油だれをつけていただきました。大きくも小さくもない川海老ですが身がプリップリでした。
軍事博物院駅から地下鉄に乗り、王府井へ。
地下鉄でも荷物にエックス線通されます。国慶節のため厳重体制。
地下鉄の切符
王府井で買い物
東方新天地
http://www.orientalplaza.com/gb/corporate/
とても大きなデパート。外資のテナントがたくさん入っています。
王府井書店
地上5階、地下2階の大きな本屋。ちょっとしたお土産として数冊購入。
相変わらず中国人は本屋で勉強するのが好きですね。
音楽系の売り場もあったのでちょっと楽譜見てみたり、英語の本を見てみたりしてました。
都会育ちの中国人は英語が割とできるほうですが、あの売り場の充実さを見ていると妙に納得するし、すでに日本のそれより進んでいる気がします。
女人街
香港のそれに模したショッピングモール。地上1階、地下2階で化粧品やアクセサリーの小売から卸、ネイルサロンなどの美容系のブースがたくさん入っています。
地上ではスーパーもあり、小吃も売っていました。
牛ひき肉の具が入った平たい焼きパン。おいしかったです。
タクシーでとある建物へ向かうことに。
ホテルの前で
「涮羊肉」という羊のしゃぶしゃぶを食べに行くことに。
中国はモンゴルが近いせいか、羊の肉に臭みがなくて、おいしいのはすでに屋台で羊の串さしを食べて納得。
本当はとあるホテルに入っている「金生隆」というお店に行きたかったのですがホテルマンに聞いたらClosedになったとのこと。
ちょっと歩いてホテル近くのスーパーに買い物をしたあと、帰りにホテル前の北京料理屋へ
近所の皆さんにとても人気な様子で常に満席です。我々もしばらく待ちました。
羊のしゃぶしゃぶ。なべにはクコの実など薬味が入っていました。
超濃厚なごまだれには香菜(パクチー)が。これがまたおいしい!
お店のおすすめで羊肉のほかに豆腐も頼むことに。ちょっと固めです。
とてもお腹いっぱい&おいしかった!ごちそうさま。
しゃぶしゃぶ食べていたらいつのまに隣に!? 暖かいからかな?
そしてこの猫、どこかで見たことあるような!?*1
危機!?
じつは3日目から体のサイクルの問題であまり調子がよくなかったのですが、追い討ちをかけるように、食あたりを起こしました。
羊肉、いちおう気をつけてしゃぶしゃぶしていたのですが、おいしかっただけに何だかくやしい。
*1:ホテルの庭にいた猫です。この記事のトップ画像参照